【トルコ観光】イスタンブールから1泊カッパドキアツアー(前編)

トルコ
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こんにちは、たびまみです。
2024年10月にイスタンブールから1泊2日でカッパドキア観光ツアーに行ってきたので、ご紹介します。カッパドキアといえば気球!それ以外にも奇岩や地下都市などが有名です。

私は名所の説明を聞きながら交通手段も用意してもらえるので日本語ガイドツアーを予約していきました。トルコは日本から遠く離れていますが、日本語ガイドがあるのが嬉しい。日本人観光客は減ってきているようなので、日本人がターゲットから外れ日本語が出来るガイドさんが減ってしまうんじゃないかと心配です。親日国と言われているトルコですので、どんどんトルコ旅行していきましょう!!

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予約したプラン

まず、私が予約したプランは1泊2日でイスタンブールからカッパドキアまでの航空券、洞窟ホテル宿泊費、2回の昼食、各移動費、日本語ガイド込みのプランでひとり630ユーロでした。(160円計算だと約10万円)

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同じ日本語ツアーへの参加者はいなかったので、個人ツアーのようになり、事前に記載されていたツアーの工程も自由にアレンジ出来たので、順番や場所は少し異なります。
実際に私が訪れた工程はこちら↓

トルコは国土がとても広く、移動に時間がかかるのでイスタンブールでの集合時間は朝の4時前。宿泊先に車で迎えに来てくれ、空港で降りたらそこからは自身で飛行機に乗り込みます。
イスタンブール空港(IST)からカイセリ・エルキレト国際空港(ASR)まで1時間25分のフライト。カイセリ空港でも車が待っていてくれるので乗り込み、ホテルに向かいます。この時点で8時過ぎ。カッパドキア空港から洞窟ホテルまでも1時間ほどかかるので、午前中は基本的に移動でした。

少し困ったのが、ホテルが事前に言われていた場所と違う場所に変更になっていたことです。もともとこちらでホテルは指定していないので、どこでもいいはいいのですが、きちんと予約が出来ているのか少し不安でした。が、変更になっていただけで、空港送迎のドライバーさんとホテル側には正しく伝わっていたようで、問題はありませんでした。(こっちにも知らせてくれー!!とは思いますがw)
ドライバーさんがホテルに連れてきてくれて、10時にガイドさんが来るので、待つように言われます。

しかし、10時を過ぎてもガイドさんは来ません、、。これまた不安になりますが、少し遅れて来てくれました。このホテルの看板がわかりにくく、近くの系列ホテルの方に行ってしまっていたようでした。ここで日本語ガイドさんと合流です。日本人対応に慣れているようで、丁寧に遅れてごめんと謝罪をもらいましたw

ここからは、日本語ガイドさんとドライバーさんとツアーが始まります。

デウレント渓谷

私のホテルはユルギュップ(Ürgüp)という町にあり、そこから北に進んだ、ラクダ岩のあるデウレント渓谷に向かいます。快晴でかなり日差しが強い日でした。青空にラクダがとてもよく映えています。

この辺りだけ奇岩が集まっていて、他はただの岩になっています。奇岩が有名ですが、残っているエリアは限られているようですね。ラクダ岩周辺には観光客がたくさんいます。

規模は小さめなので、15~20分程の滞在で、次へ。

パシャバグ(妖精の煙突)

こちらも奇岩が密集したエリアで、広大な敷地です。こちらはチケットが必要なため、現地で購入します。クレジットカード利用可でした。

ツアー内容は自由にアレンジできるので、入場料は事前のツアー代には含まれていないです。チケット売り場はなかなか混んでいましたが、ガイドの方は優先して買えるらしく、列を抜かして私たちの分を買ってもらえました。

私はここにだけ入れる12ユーロのチケットを買いました。

他の選択肢としてMuseumPass Cappadocıaというパスがあり、これを買うことでも入れます。
この時のお値段は65ユーロ。これで入れる各地のチケットを買うと85ユーロになるのでお得だ、ということが張り紙に書いてありました。自力でカッパドキア巡りをする人にはおすすめかもしれません。

この辺りのパシャバグというエリアは妖精の煙突と呼ばれるキノコ岩で有名です。きのこのように、上のカサの部分が黒く大きく、下は白く細長くなっています。

白い火山灰の降り積もった上に黒い溶岩が覆いかぶさり、長い時間をかけてだんだんと削られ脆い火山灰の部分が先に細くなり、上にかぶさる溶岩の部分の方が大きく残っているのでキノコのような形になっているそうです。

人と比べるとかなり多きことが伝わると思います。

ここはキリスト教の修道士が隠れて、キリスト教の布教をしていた地域だそうで、岩を削って作った内部の空間を教会としてりようしていたようです。

人工的に削られた跡が見て取れます。ロウソクを置いていたであろう穴が開いていたり、二階へ行く階段として使用していた登るための足が入るくらい小さい穴もありました。

Google Mapだと下記の場所がチケットオフィスでした。

近くにセルヴェ野外博物館という施設がありますが、これは妖精の煙突とは別の場所です。私は行ってないですが、調べたところ妖精の煙突と同じチケットで入れるようでした。
もし工程に余裕があるなら一緒に行くといいかもです。

昼食バイキング&Avanos

更に北上してアヴァノス(Avanos)の町にある昼食会場まで来ました。団体ツアーにも対応している大きなレストランです。

ドリンクは有料のその場での支払いです。カードでも支払うことが出来ました。
私はTURASANというカッパドキアで作っている赤ワインをいただきました。タンニン多めの渋めの赤ワインでした。ラベルにキノコ岩が描かれていてかわいいですね。このメーカーが一番有名だそうです。

昼食後少し、車で移動してAvanosの町へ。街の入り口には陶器職人の像があり、カッパドキアの人々の昔の暮らしが描かれていました。男性は陶器を作り、女性は織物をこどもと一緒にしています。裏にはロバを連れてワイン畑に行く人が描かれていて、的確にここでの暮らしを表している像でした。
この像自体も陶器で使う土で作られていそうですよね。赤土がよく採れるみたいですね。

そしてAvanosの街を少しだけ散策しました。小さい街なのですが、陶器作りが昔から盛んなようで工房があり、お土産屋さんもありました。

ヴスコナツ地下都市(Özkonak Underground City)

こちらは、カッパドキアにいくつかある地下都市のうちのひとつで、事前のツアー内容だとカイマルク地下都市(Kaymaklı Yeraltı Şehri)に行くことになっていたのですが、こちらの方が近いし、規模も同じくらいとのことで、こちらに行くことにしました。バスの中で適宜希望を聞いてくれるのでありがたいです。

ここでも歩きながらたくさん説明をしてくれます。この地下都市は、敵から身を隠すために地下に住み始めたのが始まりで、どんどん奥に穴を掘り進めて地下4階相当の深さまで残っています。

印象的だったのは、地上に1番近い部屋は家畜の部屋にしている、ということ。「ここは家畜のための場所で、人はいない」と敵に思わせるためのカモフラージュのためだそうです。実際は奥にとても多くの部屋が連なっていて、多くの人が住んでいたようです。

入り口に近い家畜用のエリア↓

更に1番奥の部屋には敵の侵入を防ぐドアのようなものとして、大きな円柱型の丸い石が入り口に置かれていました。敵が来そうになったら大きく重い石を転がして、道を塞ぐのだそうです。転がした先に窪みがあり、その窪みに丸石が挟まるので開けられないという鍵の先駆けのようの仕組みです。
それにしても、こんなに大きな石をどうやって作ってここに置いたのか。

本文を追加 – 3

奥に行けば行くほど横幅も天井も狭くなっているので、すれ違えない細い道を中腰で進むこともあるので、体調と相談しながら進んでみてください。

オルタヒサールでカフェ

地下都市から車で南下して、1日目の最後の目的地のオルタヒサールへ行きます。ここでは、街の観光はせずに、オルタヒサールの街を見下ろせる高台にあるカフェが目的地です。

カフェの目の前にはフォトスポットもたくさん。

奥にそびえる岩山がオルタヒサール城です。ヒサールがトルコ語で城という意味で、昔のカッパドキアの人は大きな岩山を削って中に空間を作って、城としていたようです。街の中でダントツに大きい岩山ですね。

日陰があり、席もたくさんあってとても賑わっています。空が広くて本当に気持ちのいい場所でした。
観光客がたくさんいたので有名な場所のようです。ガイドさんに場所を言えば連れてってくれると思うので、おすすめです!

このオルタヒサール城も上ることが出来るようなのですが、見た目通りかなり険しく、チャレンジャーの観光客が登り、事故が起きてしまったことから登る場合は自己責任、とのことでした。
怖すぎるので私は絶対に登りません!

そして、このカフェの名物はピスタチオのトルココーヒー。このお店でしか作っていないと言われれば頼んでみたいですよね。味もほんのり甘くて、とてもおいしい。トルココーヒーはとても苦いイメージでしたが、そんなことはなく、飲みやすかったです。おいしかった!
ただ、提供はとてもとても遅いので、のんびり待ちましょう。

となりのカラフルなナッツもおいしかったですよ。

1日目は終了、ホテルへ

カフェで休憩した後、16時前ころにホテル到着。
朝3時過ぎに起きて、飛行機乗って歩き回ったのでちょうどいい時間でした。

夜ご飯はホテル近くでおすすめしてもらったお店で、カッパドキア名物の壺ケバブにします。なんだかんだイスタンブールで壺ケバブを食べれていなかったので、カッパドキアでは絶対食べたかった!
レストラン:Kolcuoğlu Ürgüp

イスタンブールでもお酒を取り扱っていないレストランもありますが、カッパドキアも例外でなく。このお店も前は取り扱っていたようですが、この時はなかったです。

名物の壺ケバブが来ました。人気のようでどのお客さんも頼んでいるようでした。壺の状態で席まで持ってきてくれ、目の前で割ってお皿に移し替えてくれます。

じゃーん!あつあつで、お肉が柔らくなっていておいしかったです。

おまけ

晩御飯を食べてもまだ時間が早かったので、近くのワインショップへ行ってみました。せっかくなので、その土地のワインを飲んでみたい。
ワイナリー:Mahzen Şarap Evi

綺麗な庭の先に、バーとショップが併設されているお店のようです。大きな樽のようなお店でかわいらしい。取り扱いのワインの種類もとても多いです。
おすすめのワインの説明をしてくれ、とても気さくな店員さんでいいお店でした。あと、とても綺麗な英語で話してくれるので、とても聞き取りやすくて助かりました。

↑このワインのラベルかわいい。お土産にとてもよさそうです。

お昼に飲んだTURASANは工場で作っているもので、カッパドキア周辺ではよく見かけるものだそう。ですが、このお店では、小さいワイナリーの手作りのワインを置いているとのことです。
飲みすぎないように、小さい小瓶を2つ買ってみました。

お土産に買っていきたいところですが、1泊2日なので荷物は機内持ち込みのみにしているので、大きい液体物はイスタンブールへ持って帰れません。同じように機内持ち込み方はお気を付けください。

少し長くなってきたので、2日目の気球については別記事にします。
では、ご覧いただきありがとうございました。参考になれば幸いです。

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