こんにちは、たびまみです。
この記事では、フィリピンのマニラ空港で乗り換え、ターミナル間移動をしたので注意点や私の経験を記載してみます。
私は2度マニラ空港を乗り継ぎで利用しました。
行きはセブパシフィック航空でマニラ空港到着、乗り換えで同じくセブパシフィック航空利用で出発。
帰りはフィリピン航空でマニラ空港到着、乗り換えでANA利用で出発しました。
行きは到着も出発もセブパシフィック航空だったので、ターミナル間移動はなし。帰りはターミナル間移動あり。
ターミナル間移動についても記載しますし、マニラ空港特有の「乗り継ぎの際、預入荷物を一度受け取る」というシステムも経験したので、今後利用される方のお役に立てば幸いです。
(行き)スワンナプーム空港からセブパシフィック航空に乗る
私はタイのバンコクにあるスワンナプーム空港(BKK)からセブパシフィック航空で乗り換え地のマニラに向かいました。
スワンナプーム空港ではセブパシフィック航空のオンラインチェックインを使えなかったので、空港でチェックインを行います。チェックインカウンターの近くにキヨスクがあり、そこでパスポートと航空券の予約QRコードを読み込んでボーディングパスの発券をします。
この機械がキヨスク↓

ボーディングパスは発券しましたが、荷物預け入れをする必要があるので、チェックインカウンターが開くのを待ちます。スワンナプーム空港のセブパシフィック航空のチェックインカウンターは出発時刻の3時間前に開くようです。
事前の案内では、3時間前までに完了してね、と書いてありましたが、3時間前以前には開いていないのでできません。どっちやねんという状態でした。案内通りに3時間前までに済ませようとした方が多かったのか、カウンターが開く前からすでに長蛇の列でした。

並んでチェックインカウンターでボーディングパスとパスポートを提示します。その際に、フィリピンには何日滞在するのか、帰りの航空券は持っているか等を聞かれました。飛行機にはたくさん乗っていますが、滞在に関して聞かれることはあまりなかったので、少し厳重なように感じました。受託手荷物は20kgまでは無料ですが、それ以上重い場合は課金する必要があります。私は20kgでは収まらなかったので航空券予約時に事前に課金しておきました。
さらにマニラ航空で乗り継ぐ際に預入荷物を受け取り、自分で乗り継ぎ先の便に預入荷物を持っていくように言われました。
ここでマニラ空港を利用する際の注意点!
他の空港では乗り継ぎの際も預入荷物を受け取ることはありませんが、マニラ空港では自分で荷物を受け取り、乗り継ぎ先の飛行機に乗せてくれるブースまで運ぶ必要があります。
私の場合はバンコク・スワンナプーム空港で荷物を預ける。乗り換え地のマニラ空港で一度受け取り、またセブパシフィック航空の荷物預け入れ場所へ持っていく。という流れでした。
そのため、預入荷物に着けられるタグ(乗り継ぎ先、最終目的地が書いてある)が間違っていないかいつもよりきちんと確認したほうがいいと思います。係の方はこのタグで管理しているので、自分でもきちんと確認して、荷物預かりの証明の紙もなくなさいように管理しておきましょう。
スワンナプーム空港で一度荷物を預けて、国際線の出国エリアに向かいます。これ以降は特に変わったことはなく、出国手続き、保安検査を行います。マニラ空港で荷物を再度受け取るのがミッションです。
(余談)セブパシフィック航空の機内。爆音とともに謎に冷気が大量に噴射されてきました。。なんだこれは、、?!

(行き)セブパシフィック航空でマニラ空港到着
乗り継ぎの地マニラに到着!私が着いたのはターミナル3。まずは荷物を受け取らないといけないのでBaggage Claimに向かい、荷物をゲットします。
私は乗り換えるのも同じくセブパシフィック航空なので同じターミナル3です。マニラ空港はターミナル間がかなり離れていてバス移動なのですが、かなり時間がかかると聞いていたので、ターミナル間移動がない同じ航空会社を選びました。
自分で荷物を次の便に持っていく必要があるということで、少し不安でしたが、思ったより簡単でした。荷物を受け取り、荷物をTransfer Deskまで運びます。案内が出ているのでそれを目印に歩いて行くと、Baggage Claimからさほど遠くない場所にありました。そこにいる係の方が荷物についているタグを確認してくれますし、自分の目的地を口頭でも伝えて、荷物を預けて完了です。

預入荷物を自分で運ぶというのは初めてでしたが、思ったよりはスムーズに出来、肩の荷が下りました。あとは、マニラ空港でボーディングタイムまで待機します。
私の場合は乗り継ぎ時間は2時間半でしたが、ターミナル間移動がないこともあり十分足りました。午前中にマニラ空港に到着して、空港はかなり混んでいましたが、それでも焦る必要はないくらい時間は十分に足りました。
マニラ空港はどの場所も全体的に混んでいて、小さい空港にたくさんの利用客がいます。待合場所の座席も足りない程の、どこの場所も満席でした。
ターミナル3の待合場所では、カフェやコンビニやお土産屋さんも複数あったので、食べ物に困ることもないですし、座席が確保できれば時間をつぶせます。

(帰り)フィリピン航空でマニラ空港到着<ターミナル間移動>
帰りはフィリピン航空でマニラ空港到着にしました。フィリピン航空はターミナル2につきます。そして私が乗り継ぐANAはターミナル3なので、荷物を受け取り、ターミナル3まで移動する必要があります。
マニラ空港自体の公式サイトがない?のか見つからなかったのですが、ANAのサイトがとてもわかりやすいので貼っておきます。↓
このページの下のほうに乗り継ぎについて記載の場所があり、そこにある通り、マニラ空港はターミナル1~3と国内線ターミナルがあるのですが、すべてかなり遠いです。
今回の私はターミナル2からターミナル3までの移動をしました。ターミナル間移動には無料のシャトルバスもありますが、私はフィリピン航空を利用して到着したので、フィリピン航空のシャトルバスを利用しました。ANAのサイトにも記載している方法です。
このシャトルバスを利用する場合は事前に予約をする必要はありません。
フィリピン航空のシャトルについてのページはこちら↓
公式サイトにシャトルバス乗り場についての情報が見つからなかったので貼れる地図もないのと、荷物が多くて写真を撮っている余裕もなく文字多めで記載していきます。
まずはターミナル2で荷物を受け取り、フィリピン航空のカウンターに行きシャトルバスに乗りたい旨を伝えました。そうするとこっちだよーと教えてくれるので、歩いていくと小さいカウンターがありました。そこでボーディングパスとパスポートを見せてT3行きのバスを待ちます。
T1へ行くバスも同じ待合場所だったので、乗るバスを間違えないようにお気を付けください。Emiratesを利用する人とフィリピン航空を利用する人がこのフィリピン航空のシャトルバスを利用できるようです。

このバス移動は預入荷物を自分で移動させています。バスで15分くらい乗っているとT3に到着しました。バスが来るまでも10分弱ほど待ちましたが、このときはラッキーだったのか30分もかからずターミナル間移動できました!想像していたよりは早く到着できました。
T3について、行きと同じくTransfer Deskに荷物を持っていきます。荷物の行先が間違えられないように、タグが正しいかの確認と口頭で係の方へもしっかり伝えたほうがいいと思います。
このあとは通常通り、保安検査や出国ゲートを出て自分のフライトを待つのみです。
ちなみに、ターミナル1と2の乗り継ぎに関しては、フィリピン航空のサイトにPDFでまとまっていました。英語ですが、あてはまる人は事前に見ておくといいかもしれません。下記ページのImportant ReminderにあるPDFリンクです↓
https://www.philippineairlines.com/jp/en/before-you-fly/at-the-airport/pal-airport-terminal-international.html
私の場合はターミナル間移動が心配だったので、乗り継ぎ時間を4時間30分ほどとっていました。マニラ空港はとても混んでいるというのも踏まえても十分時間はあり、急ぐことはなかったです。ただ、出国するにも結構並んでいますし、ターミナル間移動のバスも遅れるという声もありますので、ほかの空港よりは多めに時間を見込んで航空券を予約したほうがいいかなとは思います。
ターミナル間移動については公式の情報があまりなくわかりにくかったです。ですが、ほかの旅行者のかたのブログに助けられたので、私のこの記事も誰かの役に立てると幸いです。文字ばかりでわかりにくかったかもしれませんがご容赦ください。
総じていうと、他に選択肢があるのであればマニラ空港を利用するのはおすすめしないです。全体的に係の方が言うことも人よって違ったり、あまり統一されていない印象でした。あえてもう一度利用したいかというとそうではないです。私はもともとハードルを下げていた分すんなり進んだ印象ではありますが、あまり飛行機に乗ったことがない方だったり英語に不安がある方は避けたほうが無難かなという印象です。ですがハードルを下げていけば、いくら「世界で一番評判の悪い空港(THE WORST AIRPORT)」でも普通になんとかなります。
おまけ
ターミナル3についたら笑顔で丁寧な接客をされて、びっくり。「え、なんでこの人こんなに感じがいいんだ?」と一瞬思ってから、「あ、私は今ANAの列に並んでいて、ANAの係の方に接客されたんだ」ということに気づきました。今までマニラ空港で会話してくれた方たちと明らかに違って、二言三言ですが、全然違う、ANAクオリティ高い!!丁寧な言葉や所作にびっくりしたのが印象的でした。感じがいい対応ってそれだけで気分がいい。日本最高~(涙)
ANAの機内食。このあとデザートにハーゲンダッツも出ました。
左)豚カツ カレーあんかけポーク 右)チキンのクリーム煮込み


では、ご覧いただきありがとうございました。