こんにちは、たびまみです。
ドブロブニクに来たからには絶対に登りたい、旧市街の城壁について記載します。
ドブロブニクの城壁は、世界遺産に登録されたドブロブニク旧市街の周りを囲んでいて、南側はアドリア海に面しています。城壁の北側からは、旧市街のオレンジ色の屋根と真っ青なアドリア海を一望でき、ドブロブニク観光のハイライトと言える絶景をみることができます。
13～17世紀ころに建てられ、全長は約2000m、壁の高さは一番高い箇所で25ｍです。
城壁のチケット＆営業時間
チケットの値段と営業時間は時期によって異なります。夏は日が出ている時間が長いので、夜まで開いています。
チケットの値段
【4月～10月】おとな35€／こども15€
【11月～3月】おとな15€／こども5€
営業時間
【4/1～5/31】08:00 – 18:30
【6/1～7/31】08:00 – 19:30
【8/1～9/15】08:00 – 19:00
【9/16～10/31】09:00 – 18:00
【11/1～3/31】09:00-15:00
城壁のチケットはドブロブニクパスに含まれているので、城壁に入る日は買うのがおすすめ。
ドブロブニクパスには城壁のチケットや他の複数の博物館のチケットやバスの1日券（約5€）が含まれて同じ値段の35€なので、圧倒的にお得です。
ドブロブニクパスには1日券・3日券・7日券があり、オンラインで購入可能です。対象施設についても下記の公式サイトに記載されています。↓
※残念ながらドブロブニクパスには、スルジ山のロープウェーは含まれていません。
城壁事前情報＜所要時間・入り口・カフェ・トイレ＞
城壁は全長約2000mで、階段や坂の道が多いです。他の方のブログだともっと短い時間で歩いている方もいるようですが、私は1周するのに1～2時間かかっています。写真を撮ったり、景色を見たりで立ち止まることも多く、カフェでのんびりする時間も含めての時間です。
もちろん人それぞれではありますが、早歩きで歩いても1時間はかかると見積もっておくといいでしょう。
また、城壁は基本的に日陰はなく、日を遮るものはありません。なので、夏場は帽子やサングラスで熱中症予防をお忘れなく！カフェでペットボトル飲料の購入も可能ですが、買える場所は多くないので、持参することをおすすめします。
日本の夏に慣れているから、ヨーロッパはまだ涼しいでしょ～と甘く見ていると具合悪くなってしまいます。ドブロブニクの夏の日差しはとても強く、5～6時ころまでとても強い＆暑いのでお気をつけて！！
城壁の入り口は3つあります。下記の地図の緑色のマークの箇所です。
①ピレ門、②港の辺り、③プロチェ門の辺り
城壁のルートは反時計回りに一方通行で、お好きな入り口から出入りすることができます。再入場は不可だと思われます。
カフェも夏の間は3か所開いていて、パラソルもあるので日陰で座って休むことが出来ます。たくさん歩いて、日陰で綺麗な景色を見ながら休むのもとても素敵な時間です。
ミンチェタ要塞近くのカフェは店内に冷房があるので、夏の間は大人気。値段はどこのお店もビール8€、コーヒー3€ほどと少しお高めではあります。
東の港付近のカフェにはトイレもあります。無料で入れますが、チップ置き場がありました。近くにお土産屋さん（アートギャラリー）も1軒ありますよ。
城壁歩き
それでは、城壁の中に入っていきましょう。
メインの入り口はピレ門で、多くの人はここから入っていると思います。
ピレ門から入るとすぐに旧市街のメイン通り（ストラドゥン）を上から見ることが出来ます。↓
ピレ門の西側にあるロヴリイェナツ要塞とその手前のビーチもとても綺麗です。ロヴリイェナツ要塞の入場料は城壁のチケット及びドブロブニクパスに含まれているので、お時間のある方は是非。（ロブリイェナッツ要塞だけの入場料は15€なので、城壁と同じ日に行くのをオススメします）
ロヴリイェナツ要塞とビーチの写真↓ このビーチにはビーチバーもあり、賑わっています。
ロヴリイェナツ要塞からの景色。ここから見る旧市街も格別です。
ピレ門は旧市街の西側にあるので、反時計回りに進み、すぐに海沿いを歩くことが出来ます。
旧市街から1番近い島、ロクルム島がよく見えます。ロクルム島はウサギとクジャクがたくさん住んでいる島だったのですが、コロナで観光客が減ったためウサギの数は激減してしまったようです。
ぐんぐんと歩いていくと南側には最初の休憩スポットがあります。日影に入るだけでだいぶ涼しく感じられると思います。海が本当にきれいなので、休憩しながら景色を楽しんでください。
休憩したら、またぐんぐんと歩いて、プロチェ門の辺りをすぎると旧市街の北側に着きます。私は、この北側から見る旧市街が一番好きです。
一周するのは体力的に心配という方にも、ぜひ北側の景色だけでも楽しんでほしいです。もちろん一周できる方は、北側の景色を楽しみながらピレ門まで歩いていきましょう！！
体力に自信のない方へ
夏の時期にドブロブニクに来る方が多いと思いますが、城壁を夏に登るのは正直結構大変です。日差しがとても強く、日を遮るものがなにもないため、直射日光をずっと浴びることになってしまいます。かつ、城壁は1周全長2000ｍ弱の階段や坂を含む道のりです。
そのため、要所だけ抑えるルートでいうと、プロチェ門から入って、ピレ門で降りる。これが、私的には旧市街とアドリア海を楽しめて、体力消耗を抑えられるルートかなと思います。1時間もかからないはずです。
北側のルートで階段はあるものの、3分の1周で綺麗な景色を見ることが出来ます。
ミンチェタ要塞へ登るのにもまた階段があるので、元気があればぜひ登っていただきたいですが、登らずともとても綺麗です。
ミンチェタ要塞の入り口の階段↓ 写真で見ると大したことなさそうですが、実際は結構急な階段です。
ミンチェタ要塞に登る前から撮った写真↓
登らずとも、オレンジ屋根と海がとてもきれいに見ることができます。
ミンチェタ要塞に登って撮った写真↓ 少し視点が高くなり、街の広がりを感じられます。
ピレ門近くで、メイン通りのストラドゥンもきれいに見ることが出来て、これだけでも十分に城壁を楽しむことは出来ますよ！
さいごに
登る時間は、7・8月であれば、4時半～5時位に登り始めるとだんだんと気温も下がり始めて比較的歩きやすくなるのでおすすめです。それでも西日が強いので、サングラスはお忘れなく。
城壁から見る旧市街はとても綺麗なので、暑さ対策をしっかりして楽しんでください。参考になれば幸いです。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。
