こんにちは、たびまみです。
モロッコのマラケシュに旅行に行ったときに、日帰りツアーでアガファイ砂漠に行ってきました。その様子を記事にしてみたいと思いますので、ご覧ください。
私が行ったのはこのツアー↓1人約33ユーロでした。
マラケシュから往復送迎ありで、砂漠でラクダに乗れ、夕ご飯付き、夕食時にベルベル人の音楽も聞けるというトータル5時間のツアーです。
最初に言ってしまうと、ラクダに乗れたのは楽しかったのですが、それ以外を期待していくには物足りないと思います。改善要望はいくつかありますが、行かない方がいい!!というわけでは決してないので、期待値をあげすぎないのであれば十分楽しめるかと思います。
また、このツアー会社以外にもたくさん似たツアー内容のものがありますが、アガファイ砂漠に行くプランは同じ場所に着くと思うので、どこで頼んでもツアー内容は同じ気がします。
アガファイ砂漠へ向かいます
まず予約時に日時を指定しました。夕焼けころにラクダに乗れると綺麗かと思ったので、17時に予約しました。ホテル送迎ありとのことで、それまで観光して、17時に間に合うようにホテルに戻るつもりでした。
が、当日13時ころにWhatsappにて「16時にこのホテルに来て」とテキストが入ります。なんで早まったのか理由を尋ねると電話が来て、取れないでいると追加テキストで「16時にこのホテルに来てね」で理由もわからず確定してしまいました。
私は近場にいたので問題なかったですが、勝手に時間早められて困る人もいるのでは、、。
言っていてもしょうがないので指定されたホテルに16時に向かいます。そこは交通の便のいいホテルのようで、すごく多くのツアー会社のバンが来ていました。バンやバスに会社の名前が書いてある車体もありましたが、ないものもあり、どれなのか探しているとそれらしき人が来て、Whatsappから連絡してきた方と会うことが出来ました。5分以上過ぎていたので、置いて行かれたか?と不安でしたがなんとか合流。特に案内は出ていないので、手探り状態です。
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私が合流場所として指定されたのは下記のホテルです。六字路に面した交通の便のいいところです。
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バンに乗って、途中売店のようなドリンクの購入が出来る場所へ寄りつつ向かいます。フナ広場周辺は建物が多いですが、少し離れると砂漠のようになっています。空が綺麗!
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アガファイ砂漠到着
1時間ほどでアガファイ砂漠に到着しました。
場所はここです。
すでに多くのバンやバスが止まっていて、たくさんの観光客が来ていました。お茶がもらえるということで、座って待つように言われます。17時頃はまだまだ暑くて、みんなで日陰を探して少し休憩です。モロッコのミントティーをもらいました。砂糖ありかなしか聞かれて、アジア系の人はなしにしていたけど、他の方たちは砂糖ありにしていました。私の勝手な意見ですが、アジア以外の方は特に砂糖入りが好きなイメージがあります。
しばらく待っていると、ラクダに乗る順番になり呼ばれました。このアガファイ砂漠では、ラクダに乗ったり、馬に乗ったり、バギーに乗ったりできるようです。私が予約したツアーはラクダのみですが、同じバンに乗っている方たちにはラクダとバギーに乗る人もいました。なので、同じバンに乗ってきた人も、同じツアーも申し込んでいるわけではなさそうです。
ついにラクダとご対面!かわいい!
観光客を乗せて、きちんとお仕事してしています。
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このラクダたちは、前のラクダのおしり付近に首の紐が繋がれていて、離れ離れにならないように繋げられていました。先頭のラクダは係の方が紐を持って、誘導してくれていました。基本的に大人しいラクダが多かったのですが、中にはギャーと声をあげているラクダもいてかわいそうでした。。
ラクダは一周して戻ってきて、また別の観光客を乗せて歩き出すというシステムだったのですが、観光客の人数が多すぎたのか、なかなか順番が回って来ません。私たちのアテンド係の方は私たちをラクダに乗せようとするのですが、他のアテンドの方は自分の客を乗せようとします。笑
またこのアガファイ砂漠では、ラクダの管理や食事の手配をしてくれる担当の方と、ツアー客をアテンドする方が別の会社なのか連携が取れておらず喧嘩が始まりました。おそらくアラビア語なので何一つわからないのですが、怒っていることはわかります。どっちの客を乗せるのか争っていたようで、先に乗っていた人が降ろされて別の人たちが乗せられたり、、結構待たされます。なにせ雰囲気が悪いです。笑
最後の方になってしまったので、乗れないのかと思ったのですが、なんとか無事乗れました。よかった!ラクダが座ってくれるので乗っていきます。係の方が前のラクダから順番に立たせていくので、落ちないように捕まっていないといけません。ラクダが立つ瞬間を見たことあるかたは分かると思いますが、なかなか前後に揺れながら立ち上がります。結構握力を入れて握っていないと普通に落ちると思います。少しスリリングでしたが、大人しく背中に乗せてくれました。
ラクダの上は想像していたより揺れます。写真も撮ったのですが、結構揺れるので、首から下げる紐をつけていてよかったです。
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後ろのラクダの顔が私のおしり付近にあり、近くで見ることが出来ます。まつげが長くて10㎝位はありそう。前のラクダのおしりに顔をすりすりさせていたり、かわいかったです。
なんやかんや夕焼け時にラクダに乗れたので、影が綺麗。ラクダが連なっている砂漠の景色の中に自分がいます。
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意外と砂埃も舞っていなかったですし、暑すぎず気候としてはとても快適です。
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こどものラクダは自由に放し飼いになっていたのですが、結構近くまで来てくれて、横を歩いたりしてくれました。かわいい。
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途中で止まって係の方が私のスマホで写真撮影もしてくれました。横からラクダに乗っている写真は自分では撮れないので嬉しいですね!数枚撮ってくれました。
無事10分程ラクダに乗って砂漠のお散歩をすることが出来ました。(別の方は結局ラクダが足りなかったのかふたり乗りになっていたので、お客さんもラクダも少しかわいそうでした。)
そのあとはバギーに乗る方は、乗りに行き、乗らない人はプールサイドで休憩タイムです。こんな砂漠の真ん中にプールがあるとは。オアシスですね。少しのんびりタイムを過ごしました。有料ですが、近くでソフトドリンクも売っていました。
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夕ご飯タイム
近くには夕食会場もセッティングされています。↓夕焼けが綺麗です。
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アテンドの方に夕飯の準備が出来たと呼ばれたので、そちらの方へ向かいます。私たちのグループが一番乗り。ビュッフェ形式なので、取ってきてね~とのことだったので、並んでいると、そのあとからどんどんと人が集まってきて、長蛇の列になりました。
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メニューはこんな感じ。タジン鍋で調理されたチキンと、野菜とハリラスープとクスクスとパンです。
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私たちのグループは一番最初に取りに行ったので、すぐに夕ご飯を頂くことが出来たのですが、食べもののブースが2つしかないので、100人近いお客さんには足りなくて私たちが食べ終わってもまだ並んでいる状態でした。
食べている最中に音楽隊5人組がテーブルの近くにやってきます。写真は後ろ姿ですが、青い服の5人が音楽隊です。
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どんどん暗くなってきて、空が綺麗です。
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そのあと少し離れたところに人が集まり始めます。ツアー内容の中にファイシャーショーも含まれているので、それなのかもしれないのですが、自分のアテンド係の人から案内はないので、よくわからず。ショーを見ていたら帰りのバンが出発してしまった、なんてことになっても困るし、、、常にアテンド係の人を見失わないようにしていました。
全体的に次の工程がなんなのか説明がなかったので、周りを見て動く必要がありました。もともとツアーに含まれていると記載されていたアルガンオイルのお店にも寄らなかったので、そういうところからもツアーとしてあまり詰められているものではない気がしました。英語やフランス語が得意な方は確認できると思うので、確認できないこちらもよくないのですが。。
ちなみにアテンドの方は英語も出来るのですが、フランス語の方が得意そうでした。モロッコはフランスからの独立も1956年と最近なのでフランス語圏からの観光客が多いようで、グループ内でも英語よりフランス語を喋る人の方が多かったです。
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ファイヤーショーの前に音楽隊5人組の演奏があり、キャンプファイヤーの火の回りで観光客を巻き込んで踊ったり、応援合戦のようなものがあったり、ファイヤーショーより焚火の周りのショー?がメインでした。最後の方にファイヤーショーもありました。これもまた、段取りがうまくいってなかったのか怒っている方たちがいて、観光客側はしばらく待ってたりしました。笑
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全体的にうまいこと段取りが組まれているわけではないので、待ち時間が結構発生します。まあそれもモロッコならではなのかもしれないですね。
私の感想としては、ラクダに乗れたのは楽しかったですが、ファイシャーショーや食事を楽しみに行くには物足りないと思います。夜の5時間位なので行ってみるのはありだと思います。
では、ご覧いただきありがとうございました。